あなたがいないから
その理由でさみしくなるときは
一人でなみだを流すの それでいいの
だけど
違うことでどうしようもなく悲しくなったとき
なみだが止められなくて 頬をつたうとき
誰よりもあなたに そばにいてほしいと思った
その理由でさみしくなるときは
一人でなみだを流すの それでいいの
だけど
違うことでどうしようもなく悲しくなったとき
なみだが止められなくて 頬をつたうとき
誰よりもあなたに そばにいてほしいと思った
transparent
2005年6月15日 想
隠さないで。
嘘つかないで。
逃げないで。
泣かないで。
そこにいてください。
だいたい、見えてる。だいたい、分かってる。
君が思っている以上に。
それが全てではないのだろうけれど。
だけど、私はまだここにいる。逃げたりしない。
その意味、分かる?
嘘つかないで。
逃げないで。
泣かないで。
そこにいてください。
だいたい、見えてる。だいたい、分かってる。
君が思っている以上に。
それが全てではないのだろうけれど。
だけど、私はまだここにいる。逃げたりしない。
その意味、分かる?
花には 根っこがあるでしょう
だから 自分からいろいろなことに向って行けないの
同じ場所にいなくてはならないの
自分から動く方法を知らないの
そんなくだらない言い訳をして 逃してしまった
とびきり幸せになれたであろう 瞬間
根っこなんてほっておいて 空高く飛び上がればよかった
わたしの頭の中の 夢を作る場所
夜に繰り広げられる 異次元の世界
そこで働いている小人たちは
わたしよりも効率のいい考え方をする
この二晩で 夢の舞台に現れたのは
きっと 君以外のすべてのヒト
夜に繰り広げられる 異次元の世界
そこで働いている小人たちは
わたしよりも効率のいい考え方をする
この二晩で 夢の舞台に現れたのは
きっと 君以外のすべてのヒト
ふと 窓から空を見上げると
月が優しく微笑んでいた
わたしの乗る車が
どんなスピードで走っても
赤信号で停まっても
月は相変わらず 同じ場所から
光の手を差し出している
「待ってよ」
そう言っているかのように
ずっと追いかけてきてくれるようだった
そんな風に見えた そんな風に感じた
安心して目を閉じる
深い眠りに落ちる
目を開けると
いつの間にか 目から涙があふれていた
月は 相変わらず 同じ場所にいたけれど
こっちを向いているのか 反対側を向いているのか
わたしにはそれが 分からなくなってしまっていた
「ねぇ。…ずっとそばにいて。
私は、あなたほど綺麗なものを見たことがない。
こんなに心が落ち着いたことは今までなかったの。」
月が優しく微笑んでいた
わたしの乗る車が
どんなスピードで走っても
赤信号で停まっても
月は相変わらず 同じ場所から
光の手を差し出している
「待ってよ」
そう言っているかのように
ずっと追いかけてきてくれるようだった
そんな風に見えた そんな風に感じた
安心して目を閉じる
深い眠りに落ちる
目を開けると
いつの間にか 目から涙があふれていた
月は 相変わらず 同じ場所にいたけれど
こっちを向いているのか 反対側を向いているのか
わたしにはそれが 分からなくなってしまっていた
「ねぇ。…ずっとそばにいて。
私は、あなたほど綺麗なものを見たことがない。
こんなに心が落ち着いたことは今までなかったの。」
わたしの見つめる先にあなたがいて
あなたの見つめる先にわたしがいて
それで微笑みあえたとき
心がぎゅってしめつけられた
あたたかい両手に そっと包まれたみたいだった
あなたの見つめる先にわたしがいて
それで微笑みあえたとき
心がぎゅってしめつけられた
あたたかい両手に そっと包まれたみたいだった
しとしとと 時には ざーっと
降り続いていた雨が 頭をおもたくもたげさせている
昼でも夜でも かまわず 開いて待っていたからかな
今まで 開く方向を間違っていたみたい
これじゃ雨がたまるばっかりだよね
これ 全部 地面にそっと流してもいいですか?
待つばっかりじゃ戻ってこないもの
それを 自分の足で探しにいくために
「大好きだよ」 「さようなら」
そのどちらかを聞けたなら この籠の扉は開くよ
そうしたら ここから遠いとこまで飛んでくよ
優しくカバーをかけただけだと ダメなの
あなたの視界からは わたしだけが消えるけど
わたしの視界は 真っ暗になっただけ
ある意味全部がなくなって 全部がまだある
何も見えなくても 声が聞こえる
そのどちらかを聞けたなら この籠の扉は開くよ
そうしたら ここから遠いとこまで飛んでくよ
優しくカバーをかけただけだと ダメなの
あなたの視界からは わたしだけが消えるけど
わたしの視界は 真っ暗になっただけ
ある意味全部がなくなって 全部がまだある
何も見えなくても 声が聞こえる
「助けて」なんて
勇気と声の大きさが足りなくて
言えないけれど
頭がずきっと痛んだとき
おなかがきりきり痛むとき
転んですりむいたひざがピリピリ痛いとき
ふと胸がちくちく痛くなるとき
浮かんでくるのは 会いたくなるのは
家でもなくて むかし頼ってた人たちでもなくて
勇気と声の大きさが足りなくて
言えないけれど
頭がずきっと痛んだとき
おなかがきりきり痛むとき
転んですりむいたひざがピリピリ痛いとき
ふと胸がちくちく痛くなるとき
浮かんでくるのは 会いたくなるのは
家でもなくて むかし頼ってた人たちでもなくて
どんなに言葉をつくしても
どんなに腕をのばしても
どんなに大きい声で叫んでも
どんなに涙を流しても
どんなに落書きをしてみても
大きすぎるのか 小さすぎるのか
自分でも分かっていないのか
君への想いは どうしても
納得のいくかたちにならないの
どんなに腕をのばしても
どんなに大きい声で叫んでも
どんなに涙を流しても
どんなに落書きをしてみても
大きすぎるのか 小さすぎるのか
自分でも分かっていないのか
君への想いは どうしても
納得のいくかたちにならないの
きっと
私があんなに普通の幸せを手に入れたのは
初めてのことで
きっと
私が失ってしまったものは
とっても大きくて
きっと
こみあげてくるこの涙と悲しい気持ちは
ずっとなくならなくて
私があんなに普通の幸せを手に入れたのは
初めてのことで
きっと
私が失ってしまったものは
とっても大きくて
きっと
こみあげてくるこの涙と悲しい気持ちは
ずっとなくならなくて
嘘でもいいから
またいろんな話を聞かせて
嘘でもいいから
またあの笑顔を見せて
嘘でもいいから
愛しいもののように抱きしめて
そのうち 嘘つくのうまくなるかもよ
そういう悲しいことだったら 助けてあげられる
またいろんな話を聞かせて
嘘でもいいから
またあの笑顔を見せて
嘘でもいいから
愛しいもののように抱きしめて
そのうち 嘘つくのうまくなるかもよ
そういう悲しいことだったら 助けてあげられる
外の世界に出るのが怖くて 閉じこもっていた
経験不足 言葉足らず 嫉妬 無関心 不自然 劣等感
そう書かれた六つの壁に囲まれて 隠れていた
人は その壁に書かれた文字が読めないらしい
もしくは 読めても それが読めないふりをする
「なんてピュアな人なんだ」 私をそう形容して去っていく
「傷つけないように注意しなきゃ」 そう言って距離をおく
「イイヒトだね」 簡単にそう結論付けて忘れていく
壁を壊して中を覗く勇気のある人が来るのを ずっと待っている
誰でもいいわけではないようで 一人で平気なときもある
だけど ある「誰か」に救ってほしいと願っている
私がみずから壁の中から手を差し伸べたいと思える人
そして その手を醜いと思わずに 包み込んでくれる人
そんな人めったにいないって分かってる
私にとって あなたは そう思える人だったのに
あなたもまた 言い訳をして 去っていってしまうのですか?
空を見上げると 一つの光がぽつんときらめいていた
それが星なのか飛行機なのか分からずに立ち止まった
私と一緒に動いていた光は 私と一緒に止まった
それは飛行機なんかじゃなくて 星だった
手をふって別れると 彼の後姿が遠ざかっていった
何を期待してかは分からないけど 私はいつもそれを見送った
私が見ていた背中は 振り返ることなく消えてった
ほんとは駆け寄って あの背中に抱きつきたかった
あなたと手をつないだとき
なぜだか寂しさを感じたのです
あたしの手がちゃんとそこにあるか
確かめるように何度も握りなおす
だけど けっして
強く握り締めてくれるわけではない
その仕草に なぜだか寂しさを感じたのです
あなたはあのとき あたしを見てくれていましたか
あたしは 手を握ってほしかったのではなく
手をつなぎたかったのです
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