Love Letter

2005年3月10日
 
 
 
 
 
 
 
さっき、久しぶりに通学用のカバンの奥ポケットを開けてみた。

そこには2ヶ月前に彼にあげた手紙の下書きが隠されている。
あげる前にもう一度中身を確認するためにとっておいたもの。
なのに、まだそこにある。
捨てる場所に困っているわけではない。
小さく小さく破ってしまえば読めなくなるのだから。
机の周りを整頓したついでに、それも捨てようかと取り出した。

だけど、捨てられなかった。
さーっとななめ読みした。
何回も何回も書き直したから、もうほとんど覚えてしまっている。

あの頃伝えたかった言葉は、今とほとんど変わらない。
そして、なんとか手紙に書くことはできても、
口に出すことができていないところも、今と同じ。

彼はこれを読んだとき、何を考えたのだろう。
次の日の朝届いたメールに書けなかったこと、あったのかな。

目を見ながら伝えられれば、何か変わっていたでしょうか?
目を見てくれながら返事をしてくれてたら、何か変わっていた?

やり直すやり直さないっていう観点からだけじゃなくて、
私の気持ちを受け止めてくれたかなぁ。

やっぱり捨てられなくて、元の場所に戻した。

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